2024年09月10日
免疫力とは血液力【1】

免疫力をあげるには何を食べたらいいですか?
免疫力を強くするにはどうしたらいいですか?
免疫力を高める効果的な飲み物は?
免疫力を高める生活習慣は?
ググると次から次へと免疫力UP関連の質問が出てきます。
で、免疫に関するホンダ薬局的考察です。
トップのイラストをみて分かる通り、赤血球・白血球も、リンパ細胞も
同じ「造血幹細胞」をひいおあばあちゃんとした子孫、子どもたちです。
「血(ここでは血球とリンパ球)を作る一家の家系図」のような形をしています。
免疫力を高めようとする場合、大事なのは、
この「血を作る系譜全体」を丈夫にする事だとホンダ薬局は考えます。
赤血球を作る力、白血球を作る力、リンパ球を作る力
それらは皆、元は同じ力です。
人の「血」を作る能力を、その都度必要に応じて振り分けて
赤血球・白血球・リンパ球と作り分けています。
「血」は骨髄の中で「造血因子」の命令により作られますが
もし「リンパ球を作れ!」という命令ばかり頻繁に出たらその人の体は
どうなるのでしょう。
若く元気なうちは良いですが、高齢となり食欲も体力も落ちた人
リンパ球作りに必死になって
充分な力を赤血球・白血球作りに割り当てられるでしょうか?
あるいは「特定の外敵に適合したリンパ球ばかり作れ!」と命令されたら
命令に忠実であるほど、次に未知のウイルスや細菌が侵入した時のための
新しく充分な量のリンパ細胞を作り出す力を失ってしまうのではないか?
ホンダ薬局が昨今のワクチンに対して感じる不安はここです。
新しく作られたワクチン毒性と有効性の比較、それは僕にはわかりません。
それでもワクチンを打たれた人、様々な症状が報告されているのを見ると
元々、その人にどれだけ余力が有ったのか、と考えさせられます。
ただ、そのワクチンを打たれた人の「血を作る系譜」の余力は
その人の年齢・性別・既往歴・体調、女性なら生理・体力等から
ある程度推測することができる、と僕は考えます。
多くの病気の素となるウイルスや病原菌は、雑草の種と同じで、
どこにでも所構わず撒かれています。感染する人を選びません。
空気で感染するものなら、自然界から酸素を取り込んでいる限り
逃れられる人は居ないのです。
ところが、発病するのは限られた条件下のみです。
草ならアスファルトの上に落ちたものはいつまでも種のまま、
けれど湿った土に落ちれた種は、発芽し根も伸びます。
病気だけでなく、人に接種されたワクチンも同様です。
有限のものと考えても良い免疫細胞に働いて効果を出す以上
効果の出る人出ない人、副反応のほうが強い人
それぞれの条件によって結果が違うのは当然だと思います。
「血を作る系譜」の余力が少ない人ほど
ウイルスにもワクチンにも大きく影響されます。
問題は
個人個人の「血を作る系譜」の余力を無視して
病気の怖さやワクチンの効き目を議論してしまうことです。
ホンダ薬局は「免疫力は血液力」だと結論付けます。
血液力には「量として血液を作る」と「質として活き活きした血液を作る」
この二つがあります。
血液力を上げる話には漢方薬やサプリ、滋養強壮剤が欠かせないため
その話は後日にします。
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